#T005 3拍子そろったらいいな | クラシックギターの交差点

#T005 3拍子そろったらいいな

拍子について考えさせられたのがエチュード2(僕が使っている教本)の時だった。
先生はあえてこの曲の情報を与えず、もちろん見本演奏もせず楽譜の情報のみで練習させる場合がある。
僕はクラシックギターをやっている理由のひとつに楽譜を読めるようになる、
というものがあるのでこれもひとつの勉強と思ってやっています。

さてエチュード2はカルリの4分の2拍子の曲なのですが、
なんと僕はこの曲を4分の4拍子でとらえて練習してきたのです。
この差は大きいです。
先生に指摘されて直そうにもそう簡単にはいかない。
情けない。
拍子によって軽快にも重くもなる。
その次の先生の要求。
もっと早く。
この曲はこれぐらいのスピードだと思うよ、
と僕のギターを手にとって弾いていただく。
拍子感の出し方、スピードで曲はこうも変わるんだなと思う。
僕はずーと後にも、8分の6拍子を4分の3拍子ととらえて弾いてしまうことをやらかします。
その時も先生の演奏は全然違う。
あー僕って音楽がわかってないんだーと落ち込む。

音楽の3要素、メロディー、ハーモニー、リズム。
またあらためて考えてみたいです。

話は違いますが僕はどんな曲をやってもボサノバになってしまう時期がありました。
そしてコードもメジャーセブンスとかテンションを入れてで弾くのです。
けだるーい午後の昼さがりみたいな感じになってしまいます。