#T010 リズム考・Ⅱ | クラシックギターの交差点

#T010 リズム考・Ⅱ

横断歩道を渡るときに「とうりゃんせ」がながれる。
あの音のなんと無機質なこと。
音量も一定なら、リズム割も一定。
機械、
マシーンなのだ。

この世の中に存在する完璧に正確なドラマー、
リズムマシン。
完璧を求めるなら人間が叩くドラムはいらないってことになる。

リズムは人間の体内から発せられなければ意味がない。
メトロノームに合わせることができるっていうのは
ただ合わせることができる技術があるってことで、
体内からリズムを作ることとは違うって思っている。



最近の音楽にはデジタルミュージックが氾濫している。
音量、音圧はコンプリミッターで制御され、
ヴォーカルのリズムもコンピューターによってリズム補正されたかもしれない。




自分の体内からリズムを生み出す。

これもテクニカルノートに書いておかなければいけない
課題なのだ。