#T001 スケール考 | クラシックギターの交差点

#T001 スケール考

何かスケールを弾いてみて?
と言われてやはりハ長調のスケールを弾くだろう。
今の僕は。

あなたは?

ギター弾かない?

あ、すいません。

ギターを初めて弾く人にはやはりポジションを知ってもらうためにハ長調のスケールを教えるだろう。
そう、鉄弦さんもそうやって先生から指導を受けていた。
これは開放弦を含む1オクターブのものです。
僕が初日に教室で延々弾き続けていたのは、セゴビアの24の音階練習の1番です。
これは5弦3フレットから始まって2オクターブを上昇下降します。開放弦は使いません。
この1番ができるということは、24のうちのC,C♯,D,E♭,E,Fのスケールが出来たということです。
僕はこの音階練習のうちハ長調とイ短調しかやっていません。
これ以上やる意味がいまのところないのと、24もの音階練習をやっている暇がないということです。

ちなみにエリック・クラプトソさん、スケールなんか弾いて下さい。
スモップ大好きなクラプトソさん、マイナーペンタトニック一発でした。

ビンビン・キングさん、お願いします。
さすがです。スケールなんて弾きません。
1音をチョーキングビブラートで決めてしまいました。
そこらへんの早弾き小僧は逃げていってしまいます。