#T002 フォーム | クラシックギターの交差点

#T002 フォーム

クラシックギターをはじめた時、
まずとまどったのが足台を使ってのフォーム作りだった。
長年ギターを弾いてきたのだが足台を使うのは今回がはじめてだった。
最初の数日は腰痛を起こしてしまった。
なんだこんなもんって蹴っ飛ばそうかなーと思ったり。(^_^;)
なんとかフォームも安定してきた時、先生にある欠陥を指摘された。
「君は右肩に力が入っている、それだと右手がスムーズに動かないよ」
この時右手、左手の脱力について説明を受けた。
身体は地に根をおろした柳の木の如く、腕は枝の如く風に揺らいで。
その状態でギターを構える。
イメージは柳の木の如く。
この時余分な力が肩に入っていないか。
弦を弾く(はじく)ときもこのイメージを持ちつつ。

それでどうなったかというとあまりに右肩に意識がいきすぎて
首を右に回すと右肩に痛みがはしるようになってしまった。
だましだましやりながらもこの癖は直らなかった。

ある時ホームページを見ているとギターの構え方についての記事があった。
これはカルレバーロ奏法のギターの構え方だった。

”ギター表面板を上方へ向かせることによって弦がより右手に近づいてくれるので肩や手首を突きだす必要がなる。”

これをやれば余分な力が肩に入らないのでは。
さっそくやってみた。
完璧ではないがこのフォームで大分改善された。
これからの課題は右手、左手の脱力のコントロールです。

多分これはゴルフとか他のスポーツでも一緒で
フォームについてはこれからも日々研鑚ですね。