#T006 緊張の克服 | クラシックギターの交差点

#T006 緊張の克服

これは僕にとって今もっとも大きなテーマです。
そしてギターを弾いてるあなたもそうでしょう。
そんでもってタイムリーな話題でしょう。

緊張を克服するにはどうすべきか。

カルチャーセンターも去年の暮れ演奏会をやったのですが、
みんな必死でした。
ある意味痛々しい。
滑稽とか哀愁とかも漂います。
たどたどしく一音一音つまびいていらしゃる方の演奏を
みんな軽く身体を揺すりながら小さく歌っている。
がんばれーって感じです。
緊張するのはみんな同じ、同じ気持ちだからみんな励ましあっています。
どきどきしているのは自分だけではないんです。

初心者の単音だけの演奏を聞いて思ったことがありました。
確かに音量は出ない。
でもギターって単音だけでもいいんだと思ったことです。
ある意味新鮮でした。

僕は古典の曲とポップスの2曲を演奏しました。
やはり練習とおりにはいかなかったけれどそれなりには
弾けたかな。
理想どおりにはいきませんね。
どうせ緊張するんだったらそれを楽しむ、偉そうなことをいってますが
簡単ではありません。
でも緊張の克服は、楽しんで集中する。
そして集中するには集中ができるようになるレベルまで楽曲を弾きこまないといけない。
やはりそれを得るには練習のみ。

先生が人前で演奏する心がまえについて言ったことば
「聞いている人が幸せになるように自分が太陽になる」

うーんなるほど。
光輝くには地道な練習しかあるまい。