#T037 練習について その3 | クラシックギターの交差点

#T037 練習について その3

最良のアドバイスはゆっくりと注意深く練習するということです。
それから毎日、一日中バイオリンと共に暮らすということです。
午前中あるいは午後に沢山の時間を練習にあてるというのは、
私が考えている練習の方法では有りません。
一日中でなければいけません。
私の意味するのは、午前中に練習を始める。
そしてバイオリンをおく。
午後に練習を始める。
そしてまたバイオリンを置く。
夜に練習して、バイオリンを置く。
そして就寝前に練習する。
この練習方式がもっとも重要です。
そうです、練習は一日を通して、一定の間隔を置いてすべきものです。
午前中に4時間も練習して、
午後や夜には練習しないというのは最良の方法とは言えません。
短い練習中にも心に緊張感を失わないようにすることが、

より重要であることに気づかなければいけません。
 
「大バイオリニストが貴方に伝えたいこと~100のレッスン」より抜粋
 
 
cguitarはこの文章から冒頭の文に注目しました。
それは、ゆっくり練習するということ、

弾けないフレーズはゆっくり弾くということ。
弾けないのにテンポ通り弾こうとする、
それはヘタになるための練習になってしまいます。
 
弾けないフレーズはスローテンポからあらゆるチェックをしながら
指に覚えこませます。
そのほうが近道だと思います。
 
たまに弾けないフレーズを限界以上のスピードでやるときもあるんですが。
 
兎に角、「弾けないフレーズはゆっくり弾くいうこと」
これ、大事です。