#T052 ビブラートのコツ | クラシックギターの交差点

#T052 ビブラートのコツ

ビブラートにはクラシカル・ビブラート、チョーキング・ビブラートがあります。
  
クラシカル・ビブラート
指を支点にフレットに平行に揺らしてビブラートかけるテクニックです。
ダイレクトに音程を変化させるわけではないのでビブラートのかかりは浅いのですが音に深みがでます。
左手、人差し指、中指、薬指、小指、全てで練習してみてください。
コツは一音をゆっくり弾いて、スローなビブラート、早いビブラートを音を確認しながらやることです。
 
チョーキング・ビブラート
チョーキングアップ、元にもどす動作を繰り返してビブラートをかけるテクニックです。
クラシカル・ビブラートがフレットに平行な動作であるのに対して、チョーキング・ビブラートは垂直に行うわけです。
指は、薬指がいいでしょう。
中指を補助的に使ってもいいです。
コツは最初はゆっくり、だんだんとスピードアップすること。
人差し指でもできるといいです。
 
 

左手はあくまでリラックスして行うこと。
力を入れてやるものではありません。
特に親指に力が入らないよう、そえるくらいでいいです。

 

 

 


ビブラートをかけると音にインパクトを与えられますが、
逆にかけないのもインパクトを感じるから音楽って面白い。

―<追記>―

copiさんよりコメントで指摘がありました。

今、ヤングギター・ビギナーズという本で調べてみました。

チョーキングによるビブラートには2種類あります。

まず基本の音をチョーキングによりあげてビブラートを行う方法。

そして、チョーキングした音にかけるビブラート。

これをチョーキング・ビブラートと呼ぶようです。

(なんか、ロックギター講座になっているような・・・)